鍵について気をつけていること
私の子供の頃は、実家では鍵をかけないのが普通でした。いつも実家には同居していた曾おばあちゃんがいたので、鍵はいつもあいていました。当時は、まだ共働きをしている家庭は少なく、田舎なので核家族も少なかったので、両親が家にいない子は鍵っ子と呼ばれていました。今では共働きの家も多いので、鍵っ子という言葉は前ほど言われなくなった気がします。曾おばあちゃんが亡くなってから、実家でも鍵を必ずかけるようになりました。出かけるときにはいつでも鍵を持って出ることを家族から言われ、家に帰って鍵をあけるときに、曾おばあちゃんが亡くなったということを感じて悲しかったです。結婚して、主人と家を建て、入居する時に家の鍵を初めてあけた時には感激しました。住宅メーカーが工事用の鍵で出入りしていて、入居したときに新しい鍵を入れると、もう工事用の鍵が使えなくなるという特殊なものでした。家の鍵は、全部で5本もらったので、私と主人、実家の母と祖母にも渡してあります。母と祖母も私たちと同様に感激していました。普段は家の鍵を必ずかけるようにしています。ゴミを捨てに行くときも、念のため鍵をかけます。平日の昼間は主人が仕事で家にいないので、1人で家にいるときにはかなり用心しています。隣の家のご主人は認知症だということで、もし間違って家に入ってきたらこわいと思うので、鍵をかけると安心です。私の家には、主人の趣味のためのピアノやドラムを楽しめる防音室があります。防音室に入ると、家の中の音は全く聞こえないので、もし誰かが家に入ってきても全く気づかないため、友人を招いて防音室に入るときにも、家の鍵は必ずかけるようにと主人にも言ってあります。うちの主人は、防犯の意識が低いので困ります。出かけるときには、2階や勝手口などの鍵がかかっているかを必ず確認します。でも、あけたらすぐ閉めるというのが1番大事なので、気をつけています。家族全員で気をつけないといけません。