冷蔵庫にまで鍵をかける

鍵をかけるという行為は、プライバシーを守ったり、大事なものが盗まれないように保管するために行います。近所付き合いが密だった時代は、鍵をかけずに外出しても、近所の人の目があったので泥棒に入られることなども少なかったようですが、今はちょっとそこまで行く用事の時でも、きっちりと鍵をかけなければならないという物騒な時代になってしまいました。マンションなどではドアを閉めると自動的に鍵が締まるオートロックシステムが導入されたりと、セキュリティ面の信頼性を誇示するためにしっかりとした鍵があることを売りにしているところもあります。特に、女性の一人暮らしなどでは、鍵がきちんとしていないと不安なものです。このように、日本では外部からの侵入を防ぐために鍵をかけるという概念がありますが、国によっては内部からの侵入を防ぐためにもっと面白い物に鍵をかけている場所もあります。私がホームステイをしていたカリブ海の国では、冷蔵庫に鍵が付いていました。日本のような5ドアタイプのものではなく、昔ながらの2ドアタイプの冷蔵庫の扉に大きな南京錠が付いており、母親が外出時などにはきっちりと施錠されます。初めてみた時はとても衝撃的でした。カリブ海はの国は大家族の家が多いので、冷蔵庫の中の物が食べられてしまわないように、母親が鍵をかけてきっちりと管理しているという事でした。また、庭についているスタンディングパイプの蛇口にも鍵がついていました。これは、よその家の人が勝手に蛇口をひねり水を浸かって戦車などをするのを防ぐためにされているという事でした。そのように、私が考えもつかないものにまで鍵をかけている国に訪れてみると、日本はまだまだ平和だなと感じます。これから先も、日本の家庭の冷蔵庫やスタンディングパイプに鍵がつけられることにはならないでしょうが、外部からの侵入を防ぐために取りつけるドアや窓の鍵はますます厳重になっていくことでしょう。

コメントは受け付けていません。